竹にあけた無数の穴がデザインとなり、 そこからこぼれる光が幽玄な空間を 創り出す「竹あかり」。
今日ロックオンしたのは、 竹あかりアーティストの竹王子さんでした。 今年2月に身延町に移住し、 竹林の整備をしながら 「竹」の活用法として竹あかり製作をしています。
古くから、竹は日用品や伝統楽器、武道具など 生活に密着した素材でした。 しかし、時代と共に使われなくなった竹は 放置され、荒れた竹林となってしまうことも。 成長が早く、強靭な竹は、山々を飲み込み、 自然界のバランスを崩す「竹害」となっています。
竹王子が身延町に移住先を選んだのも 20年以上前から、地域の竹林を整備し、 竹炭づくりをしている 身延竹炭企業組合の取り組みに 魅了されたからだとか。 定年退職後の皆さんが 生き生きと働く姿にも感動し、 竹の有効活用を模索していた竹王子の 移住の決め手に。
温かく優しい光の竹あかりは、 日本だけでなく世界でも愛されています。 竹王子が竹あかりに魅了されたのも 日本、そして世界80ヶ所で同時点灯する 「みんなの想火」でした。 今年、山梨会場となった身延町の常幸院の 竹あかりのディスプレイを担当しました。
竹王子が暮らす場所は、竹林のほか、 畑や茶畑など敷地1000坪。 竹林を整備しながら 竹あかりのワークショップや 竹を使った循環型農業、 築100年の古民家をリノベーションした シェアハウスも構想に入れた 里山プロジェクト 「竹帝国」に取り組んでいます。
竹にインパクトで穴をあけて製作する竹あかり。 ワークショップには、小学生も参加するということで 番組中に伸太郎さんが挑戦!
UTYの正面玄関には、今回特別に竹王子が デザイン・装飾した竹あかりと 伸太郎さんが初めて挑戦した作品を 並べて、竹あかりイルミのコラボが出現! 心温まる光の演出に素敵な時間となりました。 竹あかり門松製作を受付中のほか、 空間装飾のご依頼は 竹王子のInstagramからメッセージを!
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