火曜日スゴろく富士山部　富士山の御中道を巡り大沢崩れへ（8月8日）

• 御中道って知っている？

  スゴろく富士山部は、御中道について調査。標高2300ｍ前後の富士山中腹を巡るルートで、昔は、富士講が富士登頂に3度以上成功した者だけしか許されない特別な道で、現在は、富士スバルライン5合目から奥庭駐車場近くまで散策することが出来る。

  

• 天狗の遊び場って知ってる？

  富士山は、天狗とゆかりがあり、奥庭は、「天狗の遊び場」と言われている。植物が生育できる限界地、「森林限界」の場所で、カラマツが富士山の環境に合わせて成長する姿が見られる他、バードウォッチングの聖地とも言われ、野鳥の鑑賞も出来る。

  

• 今回特別に潜入！

  今回、国や県などの許可を頂き、通行止めとなっている御中道に入山し「大沢崩れ」へ。様々な沢を越えて大沢崩れを目指しました。

  

• 日本最大級の崩壊地

  大沢崩れは、山頂直下から標高2300ｍ付近まで続く浸食谷で、幅最大500ｍ、深さ最大150ｍにも及ぶ日本最大級の崩壊地。年間に10トンダンプ3万台分の土砂が流出し、今現在も崩れ続けているんです。

  

• 大沢崩れを守れ！

  国土交通省富士砂防事務所では、大沢崩れののり面にコンクリートを固めたり、土砂が流れていかないようにコンクリート構造物を入れたり、様々な砂防施設を建設し、大沢崩れの被害拡大を防いでいます。