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月曜日みほとけのぶらり巡礼のススメ 笛吹市八代町【無碍山 瑜伽寺】(12月7日)

みほとけのぶらり巡礼のススメ 笛吹市八代町【無碍山 瑜伽寺】
  • 奈良時代(715年)から1300年続く寺

    笛吹市八代町永井にある無碍山瑜伽寺は、奈良時代に創建された寺。奈良の僧 無音律師が、白馬に乗った薬師如来の降臨を感じ取り、寺を造ったのが始まり。安土桃山時代造の薬師堂は、笛吹市の文化財に指定されている。

    奈良時代(715年)から1300年続く寺
  • 薬師堂には白馬に乗った薬師如来が

    薬師堂の中には、寺の縁起となっている白馬に乗った薬師如来、日光月光菩薩の薬師三尊像の他、県指定の文化財になっている鎌倉時代作とされる十二神将が祀られている。

    薬師堂には白馬に乗った薬師如来が
  • 珍しい「白馬の如来」

    薬師如来は数多くある中、白馬に乗った薬師如来は全国的にも珍しい。

    珍しい「白馬の如来」
  • 十二神将とは

    十二神将とは、薬師如来の眷属として、仏を護り、信者を護持する鬼神のこと。十二支、12の月、12の時、12の方角をそれぞれが受け持ち、力強いポーズをとる。肉感的な体は慶派の流れを汲んでいる。

    十二神将とは
  • 県指定の文化財 木造如来坐像

    平安時代に造られたとされる、木造の如来坐像。
    左手の部分が仏像全体と材質が違うことから、仏像が作られた当時は薬師如来の姿で、真言宗に改宗した際に大日如来の印を結ぶように改修されたのではないかとされている。

    県指定の文化財 木造如来坐像
  • 奈良時代を想像させる泥仏の破片

    瑜伽寺が奈良時代から続く寺というのを物語るのが、塑像(土で造られた仏像)の破片。これらをつなぎ合わせると1体が十二神将と同じサイズの薬師三尊像になると言われている。大きな破片は国立博物館に収蔵され、寺にあるのは小さな破片だけだという。

    奈良時代を想像させる泥仏の破片
  • 観光農園併設のまるいわカフェでランチ

    笛吹市八代町南にある観光農園まるいわ農園に併設されているのが、2年前にオープンした「まるいわカフェ」。次男の岩下祐也さんがスパイスをブレンドして作る「まるいわカレー」が人気。辛さも調整してくれるので辛いカレーが好きな方も満足。

    観光農園併設のまるいわカフェでランチ
  • やっぱりフルーツを使ったデザート

    スイーツ担当の妹さんが作るデザートも人気。シーズンには新鮮な桃やブドウを使ったケーキやパフェがあるが、この時期はジェラート。白桃ジェラートは桃そのもの!マスカットミルクジェラートはまろやかな味になっていて、果物そのものではない、ひと手間がオイシイ味。

    やっぱりフルーツを使ったデザート