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火曜日スゴろくのすゝめ #2 甲府城下(4月21日)

スゴろくのすゝめ #2 甲府城下
  • 今日のテーマは「甲府城下の町」

    武田家滅亡後に築城された「甲府城」。
    江戸時代、現在の舞鶴城公園の周りには、
    武士(上府中)・町人(下府中)が囲むように暮らしていました。
    今回は、賑わいを見せていた町人町にスポットを当てました。

    今日のテーマは「甲府城下の町」
  • 賑わう町人町 中でも…

    町人町、下府中には23の町がありました。
    その中でも11の町が賑わっていたそうです。

    賑わう町人町 中でも…
  • 甲府に時を知らせる鐘

    現在の中央2丁目の信号あたりが「近習町」。
    節分祭り「だいじんさん」で知られる横近習町の大神宮の
    前にあった歓喜院というお寺の境内に
    「時の鐘」がありました。
    現在、かなり近い姿で復元されているのが
    甲府駅北口の甲州夢小路にある「甲府 時の鐘」です。

    甲府に時を知らせる鐘
  • 時の鐘が区切っていたのは?

    一日12回撞かれ、時を区切っていたのが
    ①防犯のための木戸の開閉
    ②用水の使用時間
    ③銭湯の営業時間
    だったそうです。
    明治5年まで、この鐘が鳴らされていたそうですよ。

    時の鐘が区切っていたのは?
  • 商業の中心 八日町

    現在の城東通りは甲州道中沿いで、商業の中心として
    大きな商家が軒を連ね、とても賑わっていたとか。
    また、甲府の町には歌舞伎を上演する芝居小屋もあり、
    和菓子「升屋」は人気店で
    江戸の人気歌舞伎役者 七代目 市川團十郎を
    贔屓にしていたそうです。

    商業の中心 八日町
  • 京都から持ち帰って植えた苗

    八日町で400年続く奥村家。
    元々は「麻屋」という呉服店でした。
    その七代目が江戸時代から続く醤油店を買い取り
    現在も樽仕込みの醤油を造るのが奥村醤油店です。

    京都へ呉服を仕入れに行った際に持ち帰ったというのが
    梅の苗でした。

    京都から持ち帰って植えた苗
  • 梅の名所 不老園

    甲府市酒折の別荘にその梅の苗を植え
    現在、甲府に春を告げる名所として知られる
    「不老園」となっています。

    梅の名所 不老園