市川三郷町は花火の町。コロナ感染症予防のために打上花火の大会が無くなっている昨今は、家庭で楽しむ花火が人気となっている。「はなびかん」では、国内外400種類のおもちゃ花火を取り扱っている。
8月11日の放送で三浦アナウンサーがこのお店を訪ねたが、その時にケンキさんは「うんち花火はあったか?」と食いついていた。 うんち花火は正式には「へび玉」という、昼間に遊ぶ花火。懐かしい花火の発見にケンキさんも大興奮。
クルクル回って破裂するねずみ花火。実はすでに生産中止となっていて、手に入りにくくなっている花火。 立川靖社長はねずみ花火の面白さをどうしても知ってほしいと大量入荷。 ねずみ花火で遊べるのはいつまでか。淋しい限りである。
日本の伝統花火というと、線香花火。古くから遊ばれていた物だが、昭和に時代には中国製の線香花火が日本を席巻。伝統を守るために愛知や福岡などの花火業者が線香花火を復活させている。 市川三郷町でも、和紙を使った線香花火「市川神明牡丹」を作った。 今では町内の子供達にワークショップで作り方を教えている。 市川神明牡丹を作れるという。
市川三郷町の伝統産業である花火の歴史と文化を知ることができるのが、花火資料館。現在はコロナの影響で年度内一般公開を休止しているが、市川神明牡丹を作らせてもらうために訪ねてみました。
ワークショップを行っているのが、花火の文化を後世に伝えていこうという花火業者さんで構成する「神明の花火倶楽部」の方々。 一瀬俊子さんは市川神明牡丹の花火師。薄く細長い和紙の上に火薬を1グラム載せクルクルと捻っていく。20センチの長さに仕上げるようにするには難しい
火薬を入れた部分をキュッと捻って頭を作るが、上手く出来ない。 ケンキさんも「こんな辛いロケは初めてだ」と弱音とも愚痴とも分からないセリフを吐く。 本当にやってみると難しい。職人技を再確認した作業です。
ケンキさんは11本作ったんですが、みんなバラバラの長さと太さ。 火をつけてナンボの花火は生放送でなんとか美しい光を放つのか?
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