テレビ山梨番組審議会だより

第557回 番組審議会議事要録

開催日時
9月15日(火) 午後3時
開催場所
やまなし地域づくり交流センター
委員の出席

委員の総数 8名
出席委員数 8名
(うち2名書面)

【出席委員氏名】
安達 義通  委員長
中島久美子  副委員長
雨宮弥太郎  委員(書面参加)
黄  淳一  委員
上野 良人  委員
萩原 章司  委員
埴原美紗子  委員
稲木 俊子  委員(書面参加)

【放送事業者側出席者】
宮﨑 栄輔   代表取締役社長
生山 裕晃   報道制作局長
前橋 誠也   報道制作部長
小嶋  優   総務部長(事務局長)
番組審議会事務局

番組審議会
審議事項
「スゴろくニュース」内 終戦特集
対象日 2026年8月11日(火)~14日(金)
18:15~18:55
審議、意見の概要
【民家敷地に残る防空壕 戦争の記憶(11日放送)】
●手掘りの防空壕や蔵といった身近な遺構、また当時の写真を活用し、92歳の方の具体的な実体験を重ね合わせたことで、地域に実在した戦争の現実味や言葉の重みが立体的に伝わった。
●防空法により避難を禁止して消火活動を義務付けたという当時の異常性に触れ、国が保護対象である国民に対し、身命を賭してでも奉仕させたという歴史の負の側面にまで踏み込んだ点に驚いた。
●専門家の肩書きテロップが長く、本特集に直接関連しないワードも含まれていたため、特に馴染みのない若い視聴者にとって余計なノイズになるのではと感じた。

【大月空襲の記憶を紡ぐ女子高校生(12日放送)】
●地元の高校生が戦争体験者の元を訪ねて直接取材し、受け取った記憶を、若者にも響くアニメーションという表現手法で次世代へ伝えようとした主体性が素晴らしいと思う。
●姉妹の実話を誇張や脚色なく淡々と描き出しているという印象を受け、その人の在り方や人生観がストレートに伝わる良い演出だった。
●取材を経てアニメを制作した高校生に対しても、何を感じ未来をどう考えたか等、内面への深堀りをすべきだったと思う。

【戦場とオウムを知る98才の証言(14日放送)】
●太平洋戦争とオウム真理教事件という2つの災禍にまみえた男性へ焦点を当て、各々に共通する「集団的暴走」について思索することで、現代社会への警鐘を鳴らす斬新な切り口だと感じた。
●オウム対策委員会副委員長時代の迫力ある過去映像とナレーションとがマッチし、映像作品として高い説得力を発揮していた。
●当事者から共通項に関する言及がなく、テーマ同士の深まり・相乗効果という点ではやや不完全燃焼だった。


以上