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テレビ山梨番組審議会だより
第556回 番組審議会議事要録
テレビ山梨番組審議会だより
第556回 番組審議会議事要録
開催日時
7月21日(火) 午後5時
開催場所
古名屋ホテル 2Fバンヤンツリー
委員の出席
委員の総数 8名
出席委員数 8名
(うち2名書面)
【出席委員氏名】
安達 義通 委員長
中島久美子 副委員長
雨宮弥太郎 委員
黄 淳一 委員(書面参加)
上野 良人 委員
萩原 章司 委員
埴原美紗子 委員
稲木 俊子 委員(書面参加)
【放送事業者側出席者】
宮﨑 栄輔 代表取締役社長
金丸 康信 取締役相談役
鈴木 淳郎 常務取締役
古屋 孝樹 報道制作局長
長沼由喜子 編成部長
番組審議会事務局
審議事項
「TBSの番組について」
審議、意見の概要
■ニュースについて
【サンデーモーニング】
●手作りのフリップや立体的な模型を動かす演出が直感的かつ視覚的で有効であり、多様なコメンテーターの批判的・リベラルな論調から複眼的にニュースを捉えられる。
●解説陣による、「普通のニュース報道ではなかなか気付かされない、
深層にかかる視点でのコメント」が大変勉強になる。
●落ち着いた番組構成や流れが、現代の若者にどこまで受け入れられて
いるのか少し心配。
【報道特集】
●国旗損壊罪に関する特集などで、政治家へのインタビューや米中の比較
など、かなり多様な視点が入っていて、取材も非常に精力的に行っている。
●国会のやり取りで、質問に対する最後の答えは見せずに反対派の質問で終わらせるなど、印象が残るところで終わらせるような切り取り方をしていた点が気になる。
【news23】
●23時という時間帯において、ビジネスマンに向けて、人に話したく
なる、雑談に使えるような情報に触れることができる番組。
■情報番組について
【世界遺産】
●旅番組や名所紹介とは一線を画し、多様な人が納得できる普遍性のある価値が詰まった、「教養番組」にふさわしいコンテンツ。
●「圧倒的に映像が美しい」点と「控えめで要所を押さえた解説」が
素晴らしい。
●そもそも世界遺産に選ばれるための基本的な条件とは何か、どのような長い年月と厳しいプロセス、地域の方々の努力を経て今ここにあるのかという背景や道のりも伝えてほしい。
■ドラマについて
【GIFT】
●宇宙の法則や音楽で行き詰まった息子の葛藤など、ラグビーとかけ離れたエピソードを絡めた構成に、乗れる人はいいけれども、少々乗り切れない部分もあったのではないか。
【田鎖ブラザーズ】
●周囲の優しさが残酷な真実を形づくるという、単純な『善と悪』では割り切れない人間の複雑さや、愛情が故の過ちが丁寧に描かれている。
●終盤の真実があまりに重いため、物語のテンポに流されず、脇役たちの背景にもう少し時間をかけてスポットを当てることで、視聴者が彼らの感情に寄り添えるようにしてほしかった。
■バラエティ・その他について
【A-Studio+】
●司会者2人のゲストの母親や友人へ別々に取材する役割分担のバランスが良く、親近感や番組の厚み・重層性を引き出しており、ゲストの人選やポイントの押さえ方が的確。
【ジョブチューン】
●グミ対決の企画において、製造技術や発想、戦略に加え、メーカーの方々のグミにかける情熱、他社製品に対する深いリスペクトを感じさせる。
実際に多くのグミを試すきっかけになった。
【がっちりマンデー!!】
●企業の集客工夫や社員参画による収益改善プロセスに焦点を当て、
経済の範ちゅうを超えて非常に学びが多い。
●日曜朝のリアルタイム視聴としては、「テンポが速くて少し慌ただしい印象を受ける視聴者もいるのではないか」
【ラヴィット!】
●集中して見ていなくても、流しておくことで空間を明るくにぎやかにし、活力を与える「環境音楽のような、家具としてのテレビ番組のような在り方」を提供している。
●娯楽の中にも、ためになる情報をうまくミックスした番組づくりを
続けてほしい。
■TBS・メディア全般について
●『TBS NEWS DIG』について、全国版では尺に限りがあり取り上げられにくい「地域発のニュース」が充実していて非常に読みやすい。国内外のニュースの深掘りコンテンツが載っていて、とても読み応えがある。
●YouTubeと比較しても、テレビのコンテンツはきちんと整理されていて見やすい印象があり、培われてきた番組制作の技術が生きている。
●利用者の好みに合わせて情報が偏る「フィルターバブル」により視野が狭くなる恐れがある中、テレビには「幅広い視点からさまざまな出来事を公平・公正に伝え、多様な情報に触れる機会を提供するという、重要な役割」がある。
●時折、番組の構成そのものが特定のプロモーションや宣伝の要素が前面に出過ぎていると感じることがあり、また展開があまりに意図的だと視聴者が「予定調和だな」と一歩引いてしまい没入感が薄れてしまう。
●TVerの配信において、しばしば権利関係で見られない画像や映像があるため、情報系バラエティ等でストレスがかかり視聴をやめてしまう。
●テレビ局における不祥事や危機管理の失敗などがSNSを通じて明るみに出ている。テレビ局自身も「自分たちもある種の権力者(オールドメディアのおごり、特権意識、エリート意識)になっているかもしれない」という自己認識を持ち、謙虚に番組を作るべきである。
以上
Information
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