テレビ山梨番組審議会だより

第554回 番組審議会議事要録

開催日時
5月19日(火) 午後3時
開催場所
やまなし地域づくり交流センター 
委員の出席

委員の総数 8名
出席委員数 8名
(うち1名書面)

【出席委員氏名】
安達 義通  委員長
中島久美子  副委員長
雨宮弥太郎  委員
黄  淳一  委員
上野 良人  委員
萩原 章司  委員
埴原美紗子  委員
稲木 俊子  委員(書面参加)

【放送事業者側出席者】
金丸 康信   相談役
鈴木 淳郎   常務取締役
古屋 孝樹   報道制作局長
岩﨑 亮    報道制作部長
番組審議会事務局

番組審議会
審議事項
「スゴろくニュース」内 SDGs特集
 
対象日 2026年5月11日(月)〜5月15日(金)
18:15~18:55
審議、意見の概要
5、審議、意見の概要

●廃棄されるはずだったウナギの頭が炊き込みご飯に活用されていることが非常に新鮮で興味深く感じた一方で、ウナギの食品ロス削減の規模感や、カプセルトイの売上規模、廃棄するはずだったアクリル板をどの程度再利用しているのかなど、具体的な数字の提示があるとより分かりやすかった。

●廃棄されがちな「ウナギの頭」に着目し、その濃厚な旨味を生かした取り組みについて、映像から食材の魅力や加工へのこだわりがよく伝わる非常に有意義な企画だった。

●ウナギの頭の利用価値や取り組みを深く理解するためにも、道の駅で販売する他の商品との比較や、全体の商品に対する販売割合などの具体的なデータがあると分かりやすかった。

●扱いが難しいアクリル板を独自の技術で加工し、旅の思い出と掛け合わせて外国人になじみやすいカプセルトイという形態に落とし込んだアイデアを非常に面白く感じた。

●カプセルトイについては外国人のインタビューのみだったが、日本人購入者も多いはずなので、日本人が品質などに価値を感じている様子も映して紹介するとより良かった。

●限られた短い時間の中で、開発経緯や商品の良さ、加工現場の様子、企業の歴史など、必要な情報が簡潔かつ過不足なく盛り込まれた構成になっていた。

●効率や時短が重視される現代において、ウナギの下処理や緻密なレーザー加工など、実はSDGsの実現には丁寧さが求められるのだということを、両日の特集で教えてもらった。
 
●SDGsという言葉は至る所で目にするものの、17の目標をきちんと知っている人は少ないため、番組の冒頭部分で具体的な説明を入れると良かったのではないか。

●今回以外のSDGs目標のポイントをいくつか紹介し、視聴者が身近なところに目を向けて積極的に取り組むよう呼びかける構成にすればさらに良かったのではないか。

●不要な物に付加価値を付けてビジネスチャンスを掴んだ印象が強く、SDGs本来の理念よりも「SDGs的なもの」を紹介しているようで、若干の違和感を覚えた。

●社会課題解決の好例であるにもかかわらず、番組内での見せ方がやや「お店や商品の紹介」に偏ってしまったような表現になっていたのではないか。

●手の不自由な方でもトイレで使いやすいように工夫されたスカートが別の番組で紹介されていた。障害がある方の日常の不便を解消する取り組みなども本来の意味での「誰一人取り残さない」というSDGsの理念に合っているのではないか。
 
●「なぜここまで手をかけて取り組むのか」という、SDGs本来の意義を別の特集などでメディアが伝えていかなければいけないのではないか。


以上