テレビ山梨番組審議会だより

第467回 番組審議会議事要録

開催日時
平成29年7月24日(月) 午後5時
開催場所
古名屋ホテル
委員の出席

委員の総数 8名
出席委員数 7名

【出席委員氏名】
今井  久 委員長
河西 八郎 副委員長
井上 康明 委員
小松万知代 委員
藤巻 宏和 委員
八巻佐知子 委員
杉森  純 委員

【欠席委員氏名】
長田由布紀  委員

【放送事業者側出席者】
金丸 康信 社長
川村 文彦 専務取締役
原田由起彦 専務取締役
松田 俊幸 常務取締役
水石 和仁 取締役報道制作局長
平岡  豊 役員待遇編成局長
番組審議会事務局

番組審議会
審議事項
(1)TBSの番組について
審議、意見の概要
【JNNおよびTBS全般について】

●TBS全般では、報道番組、ニュース等、現在の日本の今の様々な問題をスピーディーにわかりやすく解説している。

●全国ネットで、均一した情報であるのと同時に、世論調査なども一定して安定しているので、視聴者としては理解しやすいと感じている。

●地方局と中央との連携、というところで言うと、全国紙やNHKの方が一日の長があると感じる。地域発のニュースを全国に発信する時も、JNNというネットワークは、ひとつの会社ではない分、改善の余地があると感じた。

【ニュースについて】

●「報道特集」を視聴した。特集は九州の豪雨だったが、被害の分析や今後の対策を専門家が多面的に掘り下げていて、質感があった。自民党の都議選大敗についても、テンポのよいコメント紹介、核心にせまるインタビュー等、上手な構成と丁寧な制作で、十分に見応えがあった。

【情報系について】

●「ひるおび」が見応えがある。恵さんが場をうまく感じとって、誰からどんな話が出てくるか、ということを判断しているように見える。加計学園の問題も、毎日違う話をしなきゃいけないのだが、、細かいところの追い込み方がうまい。説得力がある。明日は「ひるおび」はどうやるのかな、と毎日、見たくなるような気にさせられる。

●「ビビット」では、取り上げる話題が下世話すぎて、見るのをやめることがある。個人の名誉棄損的な言動の報道を繰り返し行っていることについて、出演していたコメンテーターから「こういうのを続けるのはどうでしょうか」というコメントまで出ていて、報道すること自体に批判的なコメントを番組の中でされてしまうようなものというのは、いかがか、と思う。ゴシップだけを垂れ流すのは好ましくない。それを報道する価値についてもよく考えていただきたい。

【バラエティーについて】

●バラエティーに関して他局よりズバ抜けてセンスが良いと感じている。視聴しているバラエティーはほぼTBS。「マツコの知らない世界」「有吉ジャポン」などは、一点突破的な突き抜けたところや、知られていない情報やディープなスポットを極めた構成が、視聴者にとって有益。


【インターネットとテレビについて】

●「あなたのことはそれほど」は、まさにネットでの反響や出演者のSNSが視聴率に繋がっていた。つぶやきを見てまたドラマを見たくなる、という相乗効果を効かせていけば、いい宣伝になるんじゃないかと思う。ドラマにネットの宣伝担当が専属でいる、というのがニュースになっていて、それがすごく良い取り組みだと思った。

以上