テレビ山梨番組審議会だより

第461回 番組審議会議事要録

開催日時
平成29年1月16日(月) 午後3時
開催場所
本社 会議室
委員の出席

委員の総数 8名
出席委員数 8名

【出席委員氏名】
今井  久 委員長
河西 八郎 副委員長
荒井 秀一 委員
井上 康明 委員
長田由布紀 委員
小松万知代 委員
藤巻 宏和 委員
八巻佐知子 委員

【放送事業者側出席者】
金丸 康信 社長
川村 文彦 専務取締役管理本部長
原田由起彦 専務取締役営業本部長
松田 俊幸 取締役放送本部長
植松 裕二 報道制作局長
平岡  豊 編成局長
三塚  純 報道部専任部長
番組審議会事務局

番組審議会
審議事項
(1)「ウッティ発!「熊本へ届け!この想い」

    放送日 2016年12月21日(水)20時00分~20時54分


(2)報告事項
審議、意見の概要
●内容のほとんどが中学生2人と、しらいさんに割かれていたが、実際は他に地元の小中学生や農家の人々、多くの人が携わっていただろうと思うので、多面的な見せ方があっても良かった。

●山梨の人たちがどういう支援活動を行ったのか、発生当時は様々なメディアが支援活動を取り上げたが、半年以上たって、その効果がどれほどあったのかを整理する意味で、非常に興味深い感じを受けた。

●非常に丁寧に、中学生の桃の配布に焦点を絞って構成されていて、番組の中で2人が成長していく様子が見られた。それぞれの事柄を語る人々の言葉に説得力と実感があった。

●中学生の思いをじっくり聞きたかった。この活動で、彼女たちの環境に何か変化が起こったのか、起こったとしたら、それを彼女たちがどんなふうに感じているのか、それが描かれていると、2人の中学生の成長の物語として、もっと感動的だったのではないか。

●被災者と一緒に「ふるさと」を合唱したシーンについては、コミュニケーションとして適切か否か、かなり難しいところだと思う。

●シンガーソングライターの出過ぎ感があった。中学生と言いながら、要所要所でコメントしたり、露出したり、歌を歌ったりとどこがメインなのか、ぼやける。

●桃を届ける前のストーリーについて、もっと、どういった過程で中学生2人がいて、そこに携わってきた人たちがこれだけいてその想いを届けたんだ、という部分が一番見えなかった。

●コンテンツ1つ1つは良いが、欲張りすぎて、1時間の中で方向性がブレて、バラバラになってしまっていた。もったいなかった。

以上