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官製談合で逮捕の町長 事件の落札以外にも便宜か 山梨・市川三郷町

2021.09.22 20:03

山梨県市川三郷町の官製談合事件で落札された工事の管理業務について、久保眞一町長と共に逮捕された男の設計事務所と町が、他社に見積もりを取らずに単独で随意契約を行っていたことが分かりました。
この事件では、市川三郷町立保育所の設計の入札情報を漏らした疑いで、久保眞一町長と、秋山詔樹町議、それに設計事務所の小林一代表の3人が逮捕されています。
この保育所の工事では、町が管理業務を1230万円で、小林容疑者の設計事務所と単独で随意契約していたことが、町への取材で新たにわかりました。
地方自治法では10万円以上の業務において随意契約を行う場合は、原則2社以上からの見積もりをとるよう努力するとされています。
しかし町は小林容疑者の設計事務所以外からは、見積もりをとっていませんでした。
また小林容疑者の事務所が落札したものは2013年以降9件で、これに関連した随意契約があわせて1億4770万円あり、いずれも他社から見積もりを取っていませんでした。
町は管理業務などは、昔から設計業務を行った業者にそのまま任せていたと説明しています。
警察もこうした状況を把握していて、事件の落札以外にも久保町長が小林容疑者に便宜を図っていた疑いもあるとみて捜査を進めています。
なお町は9月22日、全員協議会を開いて事件の経緯について説明しました。
その中で笠井雄一議長は、議会の監視能力が十分に果たされていなかったことが事件発生の原因として町民へ謝罪しました。
また、今回の事件を受け「神明の花火」の実行委員会は、来月8日と9日に予定していた神明の花火大会の実施を、見送ることを決めました。中止か延期かは決まっていないということです。


922日(水)

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