スゴろくニュース

山梨県内感染 専門家「変異ウイルスに置き換わっている」

2021.05.03 20:13

山梨県内感染 専門家「変異ウイルスに置き換わっている」

従来より感染力が強いとされる変異ウイルスの感染者が山梨県内でも増加しています。
独自に解析している県立中央病院の研究員は県内の状況について「変異ウイルスに置き換わっている」としています。
県立中央病院では、病院の検査で新型コロナウイルスの陽性が判明した患者の検体、全てを独自に解析しています。「4月に入って解析した検体はすべて変異持った株であることが分かっています」「イギリスの株が急激に増えてきている状況です」(県立中央病院 ゲノム解析センター 弘津陽介チーフ研究員)。
県立中央病院ゲノム解析センターの弘津陽介チーフ研究員によりますと、4月は28日までに30人が病院の検査で陽性となり、解析の結果全員が変異ウイルスでした。
このうち12人がワクチンが効きにくくなる可能性があるとされるE484Kという変異を持ったウイルスで、18人は感染力が強いとされるイギリス型でした。
特に最近はイギリス型が多くを占めているということです。
県が発表した県内で変異ウイルスへの感染が確認された人の日ごとの人数は、3月までは2人でしたが、4月だけで96人となっています。
南アルプス市の高齢者施設でクラスターが発生していることもありますが、月の後半にかけて増加しました。
弘津さんは、県内の感染の主流は変異ウイルスに置き換わっているとみています。「サンプル数は少ないんですけど(病院の検査)陽性者に関しては、全部解析しているという意味で(県内の感染が)変異株にかなり置き換わって来ていることはいえるんじゃないかなと思います」(県立中央病院ゲノム解析センター 弘津チーフ研究員)。
今後は、新しい変異ウイルスの国内での流行や現在の変異ウイルスのさらなる変異などが考えられ、注意が必要としています。「生き残りやすいというか、人に感染しやすいものがある程度絞られて残ってくると思うので、例えばイギリス株にさらに新たな変異が加わるとか、あるいはインドで最近増えている新しい株が日本国内に入ってきてまん延するとか、ずっと解析を続けていってみていかなければならないかなと思っています」(県立中央病院ゲノム解析センター 弘津チーフ研究員)


53日(月)

ご意見・ご感想
情報をお待ちしています

県内ニュース