▲ ウッティな木曜日
天高く舞い上がれ巨大凧「湯沢の男魂」
2008.5.29 放送
【湯沢凧の会】
まだまだ寒い2月23日、南アルプス市湯沢、旧甲西町の竹林で
何やらしなやかで張りのある竹を選んで切り出している男たちがいます。
こちらの皆さんは、湯沢地区の男性11名が集まった「湯沢凧の会」のメンバー。
4月29日に行われる第6回南アルプス甲州凧上げまつりの絵柄と凧上げ両コンテストでの
総合優勝を目指し、なんと3メートルもある竹を使って、6畳もある巨大凧を製作しています。
凧上げ大会まであと2ヶ月。いったいどんな巨大凧が出来上がるのでしょう?
竹取を終えた11人は「湯沢凧の会」のリーダー的存在、依田健さんの仕事場に竹を持ち込みます。
こちらは、初めて参加した2003年の第1回南アルプス市甲州凧上げ祭りであげた凧。
そして2006年の第4回大会では見事総合優勝に輝きました!
迫力があって素晴らしいですよね。
何回作っても何回あげてもその感動は薄れることなく、また良い凧を作りたいという想いは毎年強くなるといいます。
持ち込まれた竹はきれいに割り、節をとり整形されていきます。
なんとメンバーのうち3人が大工さんという凧作りにはうってつけのメンバーも!!
手際良く作業していきます。
実は今回この竹にある秘策が!
例年より竹の厚さを薄くして竹の重量を軽くしようと考えているのです。
この作戦が吉と出るのか凶と出るのか・・・!?
4月3日、いよいよ本格的に凧作りが始まりました!
湯沢地区の中丸公民館が皆さんの作業場です。
まずは6畳の巨大凧を作るための作業台作りから。
約1ヶ月間、皆さんの作業台になるのでしっかりとした台を作ります。
幼馴染みのとっても息の合った皆さん!ですが、時には意見もぶつけ合います!
個性的で楽しい「湯沢凧の会」のメンバーです!
続いて、凧の絵柄選び。
湯沢凧の会の特徴はなんと言っても「美人画」です!
毎年美しい女性が大空に舞い上がります。
スライドで何枚もの美人画を見てみんなで意見を出し合います。
地上からも楽しめる凧を・・・楽しい絵柄選びは深夜まで続きました。
4月7日、美人画の下書きが終わりました!
今年の美人画はこちらです☆
この日は、美人画の下書きをもとに色を塗っていきます。
今年の背景はピンクを基調に、最年少の依田勝彦さんが塗り始めます。
若者は髪の毛を、お年寄りは「湯沢凧の会」の文字を担当し、しなやかに筆を滑らせます。
そして、親方が美人画の顔にとりかかります。
毎年、親方が責任をもって塗っています。
・・・と、全員が順調に作業をこなしていると思ったその時!
なんと!「湯沢凧の会」が「湯沢の凧会」に・・・大変ですっ!
すぐさま塗装屋の塩澤さんが直しにかかります。
ほっと一安心。。。
失敗も凧作りの楽しさの一つなのかもしれません。
4月14日、いよいよ美人画作りも大詰めです。
美人画の命、顔と口を入れていきます。
親方・依田さんもいつになく緊張の面持ちです。
口紅の色にもこだわります。
今年はちょっと大人の落ち着いた色に!一発勝負で色を入れていきます。
親方一押し☆アンジェリーナ・ジョリー似(!?)の美人画。
大満足の出来に仕上がりました!
美人画の色付けも終わり、竹ひごと美人画を合体させます。
6畳分の絵を裏返して、接着剤を付けた竹を14本貼り付けます。
だんだんと凧らしくなってきましたね。
巨大凧の最後の工程となる「かんべん」。
凧糸の調整で大事な作業となります。
作業をするためトラックに載せて、初めて外に運び出します。
一番大切な作業の「かんべん」。
凧を30°に傾け、全部で35本ある凧糸を均一に張っていきます。
上下左右、少しの狂いも許されません。
皆さん、自然と真剣な表情に。
角度も大事ということで同じ姿勢でしっかり押さえます。
声を荒げる時もありますが、これもコミュニケーションの一つ。
微妙な調整も含め1時間以上かかりますが、
どうやらいい感じに仕上がったようです。
つづく
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