今週の放送

木曜日1木曜山梨 ボロ電の記憶を辿る(3月25日)

木曜山梨 ボロ電の記憶を辿る
  • ボロ電とは?

    ボロ電の正式名称は、「山梨交通電車線」で甲府駅前~富士川町の甲斐青柳まで総延長約20㎞を結ぶ電車です。昭和5年(1930年)から32年間運行。沿線住民にとって大切な交通手段でした。今回、甲府駅前から甲斐青柳まで当時の写真や動画を交えながら同じルートを辿りました。

    ボロ電とは?
  • ボロ電の甲府駅前駅

    中央線の甲府駅とは別の場所にありました。現在、モスバーガーがある建物が甲府駅だったんです。

    ボロ電の甲府駅前駅
  • 県庁前の舞鶴通りを走るボロ電

    甲府駅前から終点の甲斐青柳までの所要時間は、およそ1時間。ただ通勤時間などの混雑する時間帯は2時間以上かかることもあったそうです。

    県庁前の舞鶴通りを走るボロ電
  • 荒川橋を渡るボロ電

    ボロ電の平均時速は、およそ30㎞ですが、直線のルートでは80㎞で走行することもありました。

    荒川橋を渡るボロ電
  • 貢川駅があった場所には記念碑

    甲府市富竹1丁目の廃軌道沿いには、山梨交通電車線の記念碑はあります。ボロ電の開業90周年を記念して建てられました。当時の使っていたレールや敷石などが展示され、ボロ電の在りし日を感じることが出来ます。

    貢川駅があった場所には記念碑
  • 開国橋を走るボロ電

    道路側の橋の名前は開国橋、鉄道側の橋の名前は釜無川鉄橋と呼ばれ、同じ橋桁の上にそれぞれ橋が架かっていたという珍しい構造だったそうです。

    開国橋を走るボロ電
  • ボロ電が見られる。

    富士川町の利根川公園に行けば、ボロ電が展示されています。今回、山梨交通の全面協力のもと、南アルプス市で運行しているボロ電のラッピングバスが当のルートを走行してくれました。

    ボロ電が見られる。