南アルプス市の若草瓦会館は、山梨県の伝統工芸品の1つ「甲州鬼面瓦」を発信する施設です。この周辺は、水や瓦の粘土が豊富にとれたエリアで、瓦産地でそした。今でもこの周辺の屋根を見ると、見応えある鬼瓦がたくさんあるみたいです。
若草瓦会館では、鬼瓦作りを体験することができます。世界に1つだけのあなただけの鬼瓦を作ってみては?若草瓦会館は、6月2日から再開しましたが、鬼瓦作り体験は、夏休みの再開を目指しています。
巡礼先は、南アルプス市加賀美にある法善護国寺。弘法大師 空海の弟子神徳が創建したお寺です。空海の右手に持つのは、「五鈷杵(ごこしょう)」といって様々な悪いものを滅ぼしてくるれる仏具です。
法善護国寺は、鎌倉時代に活躍した甲斐源氏の武将・加賀美遠光公の館跡に建てられていることから、加賀美家の家紋「三階菱」が様々なところにあります。ほかにも、武田信玄公の祈願寺としても保護されたり、江戸時代には、徳川将軍に5年に1度参勤していた歴史もあります。
この大薙刀は、武田信玄が神社に奉納したものですが、明治時代の神仏分離の際に刀の中央に梵字が描かれていることから法善護国寺に移された。*梵字とは、仏様の姿を表す申請な文字です。
この不動明王殿は、池の中で建設するにあたり、メンテナンスフリーを考え、すべてステンレスで造られています。まるでUFOですね。
不動明王殿の中にいるのが、不道明王です。台座から約8.5mで木を寄せて造る木彫寄木造りとしては、日本最大級の大きさを誇ります。平成7年に地球環境保全の願いを込めて建てられました。
みほとけ的法善護国寺の不動明王です。顔の表情に苦労しました。 法善護国寺 南アルプス市加賀美3509 055‐282-6007
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