STAY HOMEで「おうち時間」が長くなっている今、 皆さんの睡眠はしっかりとれていますか? 理想的な睡眠時間は7時間と言われますが、 実は長く眠ることより、その「質」が 深い眠りには重要なんです!
人は寝ている間にコップ1杯、 夏にはその3倍も汗をかくのだそうです。 もし化学繊維の寝具で寝ていると、 汗は吸収されず暖かくなったり、 寝ている間に体温が1℃下がるため寒くなったりと、 リラックスした睡眠環境とは言えないんだとか。 布団の中の適正温度は33℃、湿度は50%前後が 快適とされています。 寝具はもちろん、パジャマも天然素材が良いそうです。
これから暑い夏がやって来て、 寝苦しい夜にオススメなのが「麻」! 見た目にも涼しげですが、その繊維の構造や性質が 爽やかな睡眠に繋がるんです。
麻繊維を拡大して断面を見ると、中心に穴があいています。 これによって通気性がよく、水分の吸湿や発散に優れ すぐ乾き、清涼感をもたらします。 そのため、触り心地もサラッとしていて 寝汗を吸収・発散してくれるんです。
朝、目覚めてから人の深部体温は徐々に上がり、 夕方から夜にかけて一番高くなります。 そこでしっかりと深部体温を上げることで 深い眠りが得られるだとか。 それに必要なのが…
シャワーだけで済ませがちな夏、 しっかりと湯舟に浸かって入浴すること。 冷房で冷え切った体をしっかり温めるにも 大切です。 眠り初めて最初の90分 ノンレム睡眠を得るために リラックスできる入浴タイムを是非!
また、人の体内時計は一日25時間と言われ、 毎日1時間のズレが出てしまします。 それをリセットしてくれるのが朝目覚めたら 「朝日」を浴びること。 ぐっすりと眠って、清々しい朝が迎えられそうです。
今回、睡眠の極意を伝授してくれたのは 市川三郷町市川大門にある『睡眠工房おざわ』の 四代目・小澤宏美さんです。 県内でただ一人、睡眠環境マスターアドバイザーの資格を持つ 「眠りのプロ」なんです! 1人1人の睡眠の悩みを聞きながら、 快適な眠りへのアドバイスをしてもらえます。
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