やまなし彩発見(98.9月号)

 今月は、山梨百名山の一つ「三ツ峠山」を訪ねます。

河口湖町と西桂町の境に位置する「三ツ峠山」は、標高1768 m 。
河口湖町側の登山口からは、2時間足らずで登れるため中高年の登山者に人気の高い山です。


「三ツ峠山」
「三ツ峠山」の魅力は、何といっても頂上からの富士の眺め、文豪太宰治の「富嶽百景」の中にも登場するほど 四季折々の富士山の美しさは際立っています。

「三ツ峠山」からの富士山
そして 見晴らしだけでなく 足元の目をやると数多くの高山植物が咲き乱れ、登山者の目を楽しませています。

グンナイフウロ

トリカブト

フジアザミ

タムラソウにとまるアサギマダラ
「三ツ峠山」は、アツモリソウ、キバナアツモリソウなど絶滅のおそれのある希少植物の群生地としても知られています。
しかし 心無い人による盗掘があとをたたず その数は年々減少しています。
県では、監視体制の強化や人工増殖に力を入れていますが限界があります。
登山者の疲れた心を和ませてくれる可憐な花々。
しかし 人間の手によって「三ツ峠山」の自然は確実に破壊されています。
後世に美しい花園を残すためにも 最低限のマナーを守ることが求められています。

やまなし彩発見 8月号