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去年の台風19号で被害拡大 山梨県南アルプス市 モモ細菌病の防除徹底へ

2020.10.13 19:40

モモの産地を脅かす細菌病が山梨県内に拡大して2年目の秋。
南アルプス市では去年の台風の影響で被害が増え、産地を守るため消毒など奮闘が続いています。
10月13日朝早くから農家がモモせん孔細菌病を防除しようと木のすみずみまで消毒液を散布していました。
モモせん孔細菌病は風や雨で広がった菌によりモモの実や葉に茶褐色の斑点ができる病気で去年、県内全域にまん延し産地に大きな被害をもたらしました。
病気の特効薬がないことから秋や春の消毒や感染した葉や枝の剪定といった防除で地道に対応するしかありません。
県の調査によりますと、県全体で細菌病の被害を受けたモモの果実の割合は去年は20%だったのに対し今年は10%以下にとどまっていて防除に一定の効果を見込んでいます。
しかし、農家によっては防除を徹底したにもかかわらず今年は去年より被害が拡大してしまいました。
JA南アルプス市によりますと、今年は管内全域で細菌病の発生がみられモモの出荷量は去年より更に減少し今年は例年の6割程度まで落ち込んだといいます。
その要因は去年の台風19号の風とみられ気象台の観測地点がある隣の韮崎市では県内で最も強い最大瞬間風速35メートルの非常に強い風が吹きました。
JA南アルプス市は来年の収穫にむけ農家に対し改めて注意喚起と防除の講習会を開いて被害の拡大を食い止めようとしています。


1013日(火)

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