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救急車、転院搬送でガイドライン

2019.02.05 18:50

命に係わる救急車を巡る新た運用指針のニュースです。
救急車の適正利用を検討する会議が山梨県甲府市で開かれ、医療機関の間を運ぶ転院搬送について、緊急性のない患者は救急車を利用しないといったガイドラインが初めて示されました。
会議には山梨県内の医療機関や消防本部が参加しました。
この中で県は、医療機関の間で患者を運ぶ転院搬送について、緊急性のない患者は原則救急車を利用しないといった国の指針に沿ったガイドラインを今回初めて策定し、承認されました。
転院搬送は全国的にも増加していますが、県内でも2017年度の1年間で救急車の出動件数がおよそ4万件あったうち、転院搬送はおよそ3200件と全体の8%を占めました。
こうした転院搬送では、治療中の骨折患者や経過観察中の転院など、緊急性のない搬送に救急車が使用されていました。
このため今後、緊急性のない患者は原則救急車を利用しないとする、この基準を厳格化する方針です。
「必要なら転院搬送するが、場合によってはタクシーで行ったり、民間の救急車を使ったりということをせざるをえない」(山梨大学医学部松田兼一医学博士)。
県内には53台の救急車が稼働していますが、このガイドラインの運用で緊急の患者への救急車の利用を確保し、救命率の向上を目指します。
また会議では、県立中央病院にある救命救急センターが急性中毒など専門性の高い特殊な症状の患者を24時間体制で受け入れることができる高度救命救急センターに格上げされることも承認されました。
今後、県の医療審議会を経て今年度中にも高度な診療を行える医療機関として、知事の指定を受けることになります。


25日(火)

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