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北杜市の放置産廃、県が行政代執行

2018.10.09 18:50

山梨県北杜市で高濃度の硫化水素を含む産業廃棄物が放置されている問題で山梨県は9日、行政代執行によって硫化水素を止め、廃棄物の崩落を防止する工事に着手しました。
山梨県北杜市須玉町の2か所には、建築廃材の石膏ボードや下水道の汚泥など、産業廃棄物およそ2万立方メートルが野積みされたまま放置されていて、有害な高濃度の硫化水素が検出されています。
県は全量撤去の措置命令を北杜市須玉町と静岡の業者、合わせて3社に出しましたが、今年3月の期限までに撤去に応じませんでした。
このため県は業者に代わって対策工事を行うことにし9日、大蔵地区で行政代執行に着手しました。
「これより代執行を開始します」(県環境整備課本田晴彦課長)。
この行政代執行では、廃棄物にセメントを混ぜ合わせ固定化することで硫化水素の発生を止め、廃棄物の崩落防止を図ります。
「全部撤去というと10億円を超える試算なので、今回はこの対策にした、(安全性は)検討委員会でずっと検討してきたので大丈夫と考えている」(同)。
もうひとつの放置場所である東向地区の工事は来月から始まり、全ての工事は来年10月に完了する予定です。
なお、工事の費用は6億4000万円と見込まれ、全額放置した業者に請求されます。


109日(火)