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山梨市、6人全員の採用取り消し

2018.07.10 18:50

去年起きた職員の不正採用事件で山梨県山梨市は10日、不正が明らかとなった職員6人について、今月31日付けで採用取り消し処分にすると明らかにしました。
山梨市では、2014年度から2016年度までの市の職員採用試験で望月清賢前市長の指示のもと、5人の受験者の点数が水増しされたほか、受験者の親族と前市長の間で金銭の授受が行われるなど、職員6人を巡る不正が明らかとなっています。
市は調査委員会を設置し、この6人の処遇を検討してきました。
この中には事件まで不正合格を知らずにいた職員もいただけに、その判断が注目されていましたが、高木晴雄市長は10日会見を開き、6人全員について今月31日付けで採用取り消し処分にすると明らかにしました。
苦渋の選択とした上で、公務員への疑念を取り除き、市民からの信頼回復を第一に考えた結果であることを強調しました。
その一方で前市長が行ったことで市側にも責任はあるとして、慰謝料として1人につき40万円を支払います。
また市の職員採用試験の受験は認め、希望者は条件付きで臨時職員として再雇用することも公表しました。
この市の判断に対して、実際に9日市長から採用の取消しを言い渡された職員の1人は複雑な胸の内を明かします。
「自分が関与していない話しでこれまで市のために働いてきたので、採用取り消しまたは自主退職を通告されることは信じられないし、受け止められない」(採用取り消したとされた職員)。
このように述べ、場合によっては訴訟に発展する可能性も出ています。
また一連の不正事件に関与した職員の処分も公表しました。
既に退職している2人の副市長に対しては免職相当とし、当時の秘書人事課長や採用担当の職員など3人を停職処分としました。


710日(火)