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スーパーやまとが経営破たん

2017.12.07 18:50

峡北地域を中心にスーパーを経営していた「やまと」が全ての店舗を閉鎖して、自己破産を申請することになりました。
韮崎市に本社がある「やまと」は、1912年=大正元年に創業した老舗スーパーで、峡北地域を中心に9店舗を経営していました。
帝国データバンクによりますと、2008年6月期には64億円余りの売上げを計上していましたが、大手も含めたスーパーの相次ぐ出店で競争が激しくなって業績が悪化し、2014年以降は4年連続で赤字となりました。
最大16あった店舗から7店舗を閉鎖するなど、経営の建て直しを図りましたが、買い物客の減少で資金繰りは悪化し、全ての店舗を閉鎖して自己破産を申請することになりました。
負債総額は16億6900万円に上るということです。
「やまとは本業のスーパー以外にも地域密着、地域貢献を掲げた様々な事業を展開していました」(記者)。
住民の要望を受け空洞化が進む甲府市の中心街や地元韮崎市の空き店舗にスーパーをオープンさせました。
また車の運転ができない高齢者など、いわゆる買い物弱者を支援しようと、車の移動販売や商品の宅配サービスも行っていることも代表的な事業です。
環境問題に取り組もうと県内のスーパーで初めて「レジ袋の有料化」を取り入れたのもやまとでした。
地域に愛され、必要とされたスーパーの突然の閉店。
信用調査会社は買い物客のシビアな感覚が大きいと分析します。
「一番の要因としては販売不振、消費者はシビアなもので、品揃えが豊富であるとか店舗が明るく買い物がしやすいとか、安くいいものが手に入るといったことを優先する」(帝国データバンク甲府支店小松崎五郎支店長)。
やまとはパートを含むおよそ180人の全従業員を解雇し、来週にも裁判所へ自己破産を申請します。