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甲州市特産のころ柿、3割減か

2017.11.09 18:50

年末年始の贈り物としても人気が高い特産品にちょっと心配なニュースです。
こちら、この時期の風物詩でもある甲州市のころ柿作りです。
甲州市では8月の雨や先月の台風の影響で、特産のころ柿の出荷量が平年より3割減少する見込みです。
甲州市のころ柿は実が大きく甘みも強いため、年末年始の贈答用としても人気が高い特産物です。
市内では収穫した柿を加工する作業も始まっていますが、農家の顔は曇りがちです。
「こちらの畑では今年の雨で柿の木が病気になり、葉や実が落ちてしまっているということです」(記者)。
甲州市塩山下於曽にある柿畑です。
ころ柿として加工する「甲州百目柿」の葉を見ると、黒っぽい斑点が目立ちます。
これは消毒作業が進まずに葉や実が落ちてしまう「落葉病」です。
「10月に雨が270ミリ以上降り、平年の雨量より多いので、柿に落葉病が発生した」(内田フルーツ農園内田秀一さん)。
8月の雨と先月の天候不順による日照不足。
落葉病に悩む農家には、相次ぐ台風で柿が落下したことも追い討ちをかけました。
市内には大打撃を受けた農家もあります。
「枝が風で時計の振り子のようになり、反動で実が落ちた、(収穫量は)昨年の5割ほど」(農家内藤義仁さん)。
百目柿の収穫量の減少は地元を代表する冬の特産物、ころ柿への影響が避けられません。
JAフルーツ山梨によりますと、管内の今年のころ柿の出荷量は去年を20トン下回る70トンで、平年の7割程度にとどまる見通しです。
ころ柿作りは本格的な天日干しの作業に入ったため、農家はきょうのような晴れの日が続くことを願っています。