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前山梨市長の元妻、巨額詐欺で無罪主張

2017.09.14 18:50

山梨市の前の市長の元妻が知人の男性から3億円余りをだまし取ったとされる事件の初公判が、東京地方裁判所で開かれました。
元妻は「被害者をだましたことはない」と、無罪を主張しました。
グレーのスエットに身を包んだ細身の女は、ゆっくりとした足取りで法廷に姿を現しました。
山梨市の前の市長、望月清賢被告の元妻で、石材会社社長望月治美被告(61)です。
治美被告は2011年から13年にかけて埼玉県の知人男性に「石材の仕入れ資金を融通してくれれば確実に利益を配当する」などと嘘をつき、およそ3億7600万円をだまし取ったとして詐欺の罪に問われています。
きょうの初公判で治美被告は、淡々とした口調で起訴された内容を否認しました。
「金は別の知人から借りただけです、被害者をだましたことはありません」。
罪状認否で弁護側も無罪を主張。
これに対し検察側は冒頭陳述で、石材の取引きが実在していることを装い、詐欺の実態が明らかだったと主張しました。
「被告は従業員に命じて虚偽の納品書や帳簿を作らせていた、被害者が会社を訪れた際は『仕入れている石材はこれです』と、指を指しながら嘘の説明をして案内していた」。
裁判は双方の主張が真っ向から対立し、次回以降証人尋問などが行われます。
今回の詐欺事件はその後の捜査で、山梨市の職員採用汚職事件に発展し、治美被告の元夫の望月清賢前市長が受託収賄などの罪で起訴されています。
なお東京地裁は、きょうまでに望月清賢被告の保釈を認める決定をしています。