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ガン死亡率、2割減少の目標届かず

2017.09.12 18:50

県のがん対策推進計画で、10年で2割引き下げるとしていたがんによる死亡率は、目標に届かないことが分かりました。
これはきょう開かれた県がん対策推進協議会で明らかにされたものです。
それによりますと、2015年における75歳未満でがんと診断された患者、人口10万人あたりの死亡率は75.8人でした。
これはその10年前と比べ12.2%の減少にとどまり、県が目標としていた2割の減少に届きませんでした。
主な要因は胃がんや肝がん、大腸がんでの死亡が減少したものの、肺がんや乳がんなどが増加したためです。
また、がんが疑われると診断された人の精密検査の受診率は71.3パーセントと、計画策定時より逆に4.7ポイント減少し、専門的な治療につながっていない現状が浮き彫りとなりました。
「検診を受けて精密検査が必要だという方に働きかけることが重要になると考えている」(県健康増進課岩佐景一郎課長)。
県ではこの結果を踏まえ、来年度から始まる新たな5か年計画の骨子案を示しました。
それによりますと、科学的根拠に基づくがん予防・検診の充実などを目標に掲げ、ゲノム医療や小児がん医療を充実するとしていて、今後の協議会で検討し今年度中にまとめることにしています。