■サイエンス基金受賞者による「なるほどサイエンス」■

平成12年7月7日 掲載

農村地域づくりを担う人たち


県立女子短期大学 堤 マサエ
(テレビ山梨サイエンス振興基金第2回受賞)

 今日、農家数、農業就業者は減少の一途をたどっています。山梨県の農業も社会資本の整備が進み、機械化や技術水準の向上、作目構成の変化などによって大きな構造的変化を遂げてきました。
 高齢化の進行、若年労働力の減少やそれと関連した農業の後継者不足は、山梨に限らず、わが国の農業が抱える課題でもあります。
 しかし、農業を営む人々が暮らす農村には、豊かな自然と都市では味わえないゆとりとうるおいがあります。都市に暮らしていた人が、景観や住みやすい環境にひかれて移り住む例も山梨にはあります。
 農業が自然と調和のとれた持続可能な発展をするための方向が模索されています。今、その中心になるのが地域で活躍する女性や高齢者たちです。
 21世紀に向けてのさまざまな社会的な課題が農業・農村の持つ良さを生かした地域つくりの中にあるといえるでしょう。