テレビ山梨番組審議会だより
第400回 番組審議会議事要録
- 開催日時
- 平成22年11月15日(月) 午後2時00分~
- 開催場所
- テレビ山梨本社会議室
- 委員の出席
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委員の総数 8名
出席委員数 8名
【出席委員氏名】
三神 弘 委員長
堀内 邦満 副委員長
川口 和子 委員
七沢 久子 委員
石山ゐづ美 委員
小河原正夫 委員
碓井 理史 委員
谷川 泰司 委員
【放送事業者側出席者】
金丸 康信 代表取締役社長
古屋 光 常務取締役放送本部長
川村 文彦 常務取締役管理本部長
宮坂美千博 取締役編成局長
古屋未知男 報道制作局長
平岡 豊 制作部長
番組審議会事務局
- 審議事項
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(1) 「ウッティ発! 日本を創った男 ~小林一三~」
(2)その他
- 審議、意見の概要
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○ 一三翁の生きた時代と、現在の日本が直面する課題が、対比的に構成されていて、今の政治家や企業家がその発想や実行力を温故知新として改めて受け止めるべきで、そうした視点から必見の作品だと思った。
○ 「日本を創った男」というタイトルはまさにぴったりで、ナレーションも丁寧で分かりやすく、聞いているだけでも小林一三という人物が想像できるような気がした。
○ この番組はスケールがとても大きくて、大変に貴重な歴史資料が沢山紹介されていて、全国の方にも是非見てもらいたい社会教養番組だと感じた。
○ 番組は手間と時間をかけられ、丁寧な取材をされていると感じた。多方面で活躍される方々との対話、様々な土地での取材、文書や写真、特に当時の宣伝用ポスターはとても興味深く拝見した。
○ 建築家安藤忠雄との繋がりについて、小林一三が行った街作りや、都市の近代化という視点での繋がりと言うことでインパクトはあったが、今の安藤忠雄の誕生に一三が創ったもの、一三の魂みたいなものが影響しているというようなものが出ていればちょっと愉快だったと感じた。
○ 県民が山梨県の将来について真剣に思いを巡らしつつある折、非常にタイムリーな企画であり、視聴者に対する訴求力というものが十分な番組であったと思う。
○ 今の世に小林一三がいれば、故郷山梨復活のためにどんな処方箋を書いてくれるかとか、またどんな夢を与えてくれるかと、テーマが提示されていて、それが最後まで一貫していて非常に分かりやすい番組構成だった。