テレビ山梨番組審議会だより

第362回 番組審議会議事要録

開催日時
平成19年2月19日(月) 午後1時30分~
開催場所
テレビ山梨本社会議室
委員の出席

委員の総数 8 名  
出席委員数 8 名  

【出席委員氏名】
三神 弘 委員長
堀内邦満 副委員長
渡邉良樹 委員
川口和子 委員
七沢久子 委員
石山ゐづ美 委員
松村秀彦 委員
磯和春美 委員

【放送事業者側出席者】
金丸代表取締役社長  
小西専務取締役  
古屋取締役編成制作局長  
飯田取締役報道局長  
山田寛子ディレクター  
番組審議会事務局

番組審議会
審議事項
(1) 「あなたを家で看取りたい」~在宅ホスピス医 内藤いづみ~
   放送日     平成18年 12月30日(土)
   放送時間   16時55分~17時54分
(2) 1月度審議会の答申、意見に対する措置等報告
審議、意見の概要
○ 大変素晴らしい番組で、見る度に新しい感動を覚えた。内藤先生の崇高な精神と人間愛に満ちた一言一言と行動が番組と一体化し、それが視聴者と一体化したヒューマンドキュメント番組だった。

○ 感動的で心を打つ番組だった。ホスピス医療が良く理解できたと同時に内藤先生のホスピスに対する強い思い入れを感じた。

○ 内藤先生が一人の人間として命にどう向き合っていくかを自分自身に問いかけながら、それを行動に結びつけていく毎日、毎日の営みが、一本の道のように番組の中に貫かれていた。

○ 愛する人に囲まれて最後を全うしたい、また全うさせたいという患者と家族と内藤先生との関わりが非常にきめ細かく描写されていた。

○ 死を恐れないで一生懸命生きようとしていた患者を家族みんなで看取ってあげることの大切さを教えてくれた番組であった。

○ 人間不信に陥るような暗いニュースが多い中、このような素晴らしい番組で人を信じる力を呼び起こして欲しいし、人間はこんなに素晴らしいのだと改めて感じた。

○ 若い世代に対して家族の死をどういう風に受け止めるのか、どういう風に考えるのかを内藤先生が教えていた。これが未来に繋がることとしてきちんと番組の中に描かれ、構成も優れていて見やすく、あっという間の一時間だった。

○ 家族の絆、家族愛、感謝の気持ちが描かれていて究極の家庭教育番組と感じた。これからの若い世代に良い影響を与えてくれるのではないかと期待が持てたと同時に、中学生、高校生に命の大切さ、命の尊さを教える素晴らしい教材になると思った。

※ なお、審議内容を詳しく知りたい方は、本社受付と、富士吉田支局に「番組審議会議事要録」を置いてありますのでご覧ください。