テレビ山梨番組審議会だより

第334回 番組審議会議事要録

開催日時
平成16年4月19日(月)午後 2 時~
開催場所
テレビ山梨 2F 会議室
委員の出席

委員の総数 8 名  
出席委員数 7 名  

【出席委員氏名】
三神 弘 委員長
望月敬子 副委員長
松本晴美 委員
堀内邦満 委員
みらいなな 委員
奥村博史 委員
山本淳仁 委員

【欠席委員氏名】
渡邉良樹 委員

【放送事業者側出席者】
金丸代表取締役社長  
小西専務取締役  
古屋取締役編成制作局長  
飯田報道局長  
番組審議会事務局

番組審議会
審議事項
(1) UTY木曜ワイド「発見!街BOX」~峡東~
  4月19日(月)18:20~19:55
(2) 3月度審議会の答申、意見に対する措置等報告

◎平成16年度(第35期)の番組審議会委員による初の審議会が4月19日(月)に本社会議室で開催された。
 審議に先立ち金丸社長から委員一人一人に委嘱状が手渡され、テレビ山梨を代表して挨拶が行われた。
 次に委員長、副委員長の互選に移りその結果、委員長には昨年に続き作家の三神 弘氏(留任)、副委員長には望月敬子氏(新任)が選出された。
審議、意見の概要
○ 全体を通して番組が非常に洗練されてきたという印象を持った。映像や語りから情報収集力の高さを感じた。番組初めの「おみゆきさん」や「桃の花」の映像に活力があり、インパクトが非常に強かった。峡東地区の風景もすばらしく、みらいさんの文学的なコメントがとても印象的だった。

○ ヘリコプターからの映像は、宝石を散りばめたように美しく、フルーツ公園からの映像と合わせて「新日本三大夜景」の一つを満喫することができて感動した。各市町村が、これから地域をどういう風に活性化していくのか、生かしていくのか、一番知恵を絞っていくところだと思う。そういった意味でこの番組は、峡東地区の新しい初めの一歩に繋がっていくと感じた。

○ 塩山に住んでいて、あちらこちらを部分的には知っているが、あのように全体を紹介されると圧倒されて、峡東はすごい所だと思った。全体のテンションが高く、初めから終わりまでわくわくした気持ちがずっとキープされ、長い番組だったがあっという間に終わってしまったように感じた。長い間それぞれの地域に育ったお祭りや、文化を引き継いでいく事の大切さを感じた。

○ 「番組のねらい」や「いろいろな手法」がそれぞれ非常に効果的で良かった。若いアナウンサーをメインに据え、脇をベテランのアナウンサーで固めたのも効果的だった。峡東地区は、たくさんの文化、歴史があるすばらしい所だということを改めて思い知る番組だった。

○ 一言で言って、非の打ち所のない完璧な番組だった。文学、人物、歴史、観光、地場産業等、すべてこの地域に必要なものが取り上げられていて、しかも分かりやすかったという印象を持った。   前回の「南アルプス市」に比べて、季節の違い、地域の違いはあったが、ロケ中心だった内容が、生放送中心の内容になって番組が格段に進歩したと感じた。

○ 小笠原アナウンサーのハイテンションの実況中継で入って、その後鈴木アナウンサー、小嶋アナウンサーがそのテンションを引き継いで、ちょっと賑やか過ぎるかなと思ったところ、みらいさんのしっとり落ち着いたコメントが入るという緩急織り交ぜた構成がとても効果的で良かった。進行役の二人も明るく、元気で息もぴったり合っていて良かった。