テレビ山梨番組審議会だより
第337回 番組審議会議事要録
- 開催日時
- 平成16年7月20日(火)午後 6 時~
- 開催場所
- 甲府市上積翠寺町 要害温泉 会議室
- 委員の出席
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委員の総数 8 名
出席委員数 8 名
【出席委員氏名】
三神 弘 委員長
望月敬子 副委員長
松本晴美 委員
堀内邦満 委員
みらいなな 委員
奥村博史 委員
山本淳仁 委員
渡邉良樹 委員
【放送事業者側出席者】
金丸代表取締役社長
小西専務取締役
古屋取締役編成制作局長
飯田報道局長
番組審議会事務局
- 審議事項
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(1)「最近のテレビ番組について感じていること」
(2)6月度審議会の答申、意見に対する措置等報告
- 審議、意見の概要
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○ 「UTYニュースの星」は、昨年10月にキャスターを代え、セットをリニューアルして9ヵ月が経過した。 「ニュースを分かりやすく伝えよう」という意識が前面に出た番組構成になっていて非常に好感が持てる。
○ 5月の中旬から「ウッティな木曜日」に「ジャスティンの真剣勝負」というコーナーが登場した。ジャスティンが日本の伝統ある空手、日本舞踊、津軽三味線、生け花等、それぞれの師匠から指導を受け、それに挑戦するというコーナーだが、いつも一生懸命に努力する姿に感動している。
○ 県内の参議院選挙開票速報番組は、各市町村の開票状況が定期的に伝えられ候補者の獲得票数が分かり良かった。前村幸和キャスターは、この分野を専門としている自信が感じられ、UTYの報道番組に対する県民の信頼を高めたと思う。
○ 参議院選挙開票速報番組で筑紫哲也さんが司会をしていたが、事件やニュースをゆっくりとした口調で伝える場面では筑紫さんの持ち味が生かされるが、選挙速報のようなテンポが速い番組では持ち味が生かし切れないように感じた。コメンテーターで出演していた岩見隆夫さんの指摘は、疑問に思っていたことを鋭く突いていて共感を覚えた。
○ 今年はオリンピックイヤーということで、個人競技の代表決定戦や、外国チームとオリンピック出場権を争う試合が放送され、見るたびに力が入った。選手それぞれが代表になる為にどれ程の努力をして試合に臨んだのか、普段見られない練習の映像にも感動した。オリンピックでの日本選手の活躍を期待し、一生懸命応援しようと思っている。
○ 「噂の!東京マガジン」の「噂の現場」を興味深く見ている。 お役所の仕事と一般の方々の感じ方の食い違いという視点か らいろいろな事例を探して紹介するコーナーだが、最後に「さてどうしましょう」、「どうにもなりませんね」というのが、このコーナーのスタンスのようだが、問題を提起した関係機関に実現可能な改善を求めるような一工夫があればと思う。