テレビ山梨番組審議会だより

第510回 番組審議会議事要録

開催日時
2022年1月17日(月) 午後3時
開催場所
甲府商工会議所  201会議室
委員の出席

委員の総数 8名
出席委員数 7名

【出席委員氏名】
今井  久  委員長
大塚 貴司  副委員長
久保嶋正子  委員
高橋 由美  委員
土屋 幸治  委員
松谷 荘一  委員
向山富士雄  委員

【欠席委員氏名】
豊前 貴子  委員

【放送事業者側出席者】
原田由起彦 代表取締役社長
金丸 康信 相談役
鈴木 淳郎 常務取締役
塩澤 充正 報道制作局長
雨宮 恭太 報道部記者
番組審議会事務局

番組審議会
審議事項
「新時代の霊峰富士~コロナ禍で迎えた2年ぶりの山開き~」
           
対象日 2021年12月27日(月)
16時45分~17時15分
審議、意見の概要
●宿泊費が値上がりしたのか、値上がりした場合はどのぐらい上がったのかがわかるとさらに良かった。

●1合目にスポットが当たるのはとても面白いが、どんな人が何を目的にやってきて、どれぐらい採算が取れるのかがわからなかった。例えば、1合目で散策して楽しむ方法や1日ゆっくりする方法があるとかがわかれば、視聴者が「自分も行ってみたい」と思うかもしれない。

●「人数が減少した分、お客さんとのコミュニケーションが取れたことは収穫だった」というオーナーの言葉に救われた感じがした。

●今回の番組では富士山の山開きを支える人達の影の努力がよくわかった。良い視点だった。

●番組の制作意図として、これからの富士登山や山小屋のあり方を紹介するだけではなく、大変な世の中でも前を向いて行こうというエールも含まれているのではないか。

●スバルラインが無かった頃の、1合目からの富士登山の様子がわかる写真があったら良かった。

●30分だと短かった。10分長くして北岳など他の山も紹介すれば、より番組に深みが増したのではないか。

●100年ほど前のスペイン風邪の時、富士山の登山はどのようにしたのだろうか。そういう状況下でも富士講はずっと伝わってきたので、データを調べて番組内で紹介ができればよかった。

●場所も形態も違う二つの施設を取り上げたことは良かった。

●富士スバルライン開通前と開通後で、1合目から5合目まで登山をする人がどれぐらい減ったのか、具体的な数値やデータがあるとわかりやすかった。

●麓から登る事の魅力や、どうして麓から登る人がいるのかという事も、もう少し詳しく知りたかった。

●コロナという災害で、どのように人の行動や考えが変わったのかを、現実のテーマとして見せてくれた番組だ。

●山小屋の宿泊環境の抜本的な見直しができたが、これをきっかけに県や国が関わる形で、宝である富士を守る取り組みが進めばいいと思う。

●最近、5合目までは行かずに、軽装で付近を歩いて楽しむ若者を見かける。1合目にあのようなカフェがあると一つのきっかけになるので、こういう場所が増えて注目されたらいいと思う。

                               以上