テレビ山梨番組審議会だより

第485回 番組審議会議事要録

開催日時
2019年5月20日(月) 午後3時
開催場所
テレビ山梨 本社
委員の出席

委員の総数 8名
出席委員数 7名

【出席委員氏名】
今井  久  委員長
杉森  純  副委員長
久保嶋正子  委員
土屋 幸治  委員
豊前 貴子  委員
松谷 荘一  委員
向山富士雄  委員

【欠席委員氏名】
高橋 由美  委員

【放送事業者側出席者】
金丸 康信 代表取締役社長
川村 文彦 専務取締役
原田由起彦 専務取締役
松田 俊幸 常務取締役
水石 和仁 取締役報道制作局長
生山 裕晃 制作部長
山口 充洋 編成局長
番組審議会事務局

番組審議会
審議事項
「ウッティタウン6丁目」
対象日 2019年5月7日~5月13日
審議、意見の概要
●番組として落ち着いてきたと思う。やっている方たちも余裕をもってやるようになってきた。特集が日替わりになっていて、きょうはこれ、と決まって落ち着いてきたというのと、1個1個のコーナーを時間をかけて丁寧にやっているので、見ている方とすると、あまり急がずゆっくり見られる。

●天気で外にカメラを出しているのは臨場感があってよい。もうちょっとクオリティーが上がればいいが、ハンディのカメラなのでそういうものかもしれない。外に出て色々な情報を伝えるのは、その時その時の様子がわかってよいと思う。

●定番の形の中に、常に進化、変化を考えていることがわかってよかった。長寿番組とか長年愛されている商品というのは、一見してどこが変わったのかわからないが、はっきりわからないけれども刻刻と進化しているという話を聞いたことがあるが、まさに「ウッティタウン6丁目」はそんなふうになっていったらいいと思った。

●この番組は通してみると気づくことが多い。やはり自分が好きなものと、個人的には「みなみおばちゃん」が苦手なのでパスしたり。色々なものが見えてくるという点では、限られた時間の中に強弱がつけてある。特集をしたり、食文化をやってみたり。すばらしい棚田の風景とか、まだまだ山梨県にはすごいところがいっぱいあると改めて感じた。

●矢部さんのスケッチ。中央市のトマト、ジュエリーも同じだが、非常に創造性が高い。何もないところから作っていくことは大変だが、それが将来の観光や地場産業につながっていく。八ヶ岳倶楽部の傘とストール展もよかった。こういう創造性というか、しなやかな感性を取り上げることを、1週間に1つは入れていただけると、とてもおしゃれだし、いいものを見た、という気がするので、そんな番組構成につなげていってもらいたい。

●「あの店の意外な人気モノ」は、ひとひねりされていて面白い。店の名物を単純に紹介するのと比べて、店主の思いやこだわり、個性がより伝わってくる。地元のテレビ局は取材網と人脈を持っているので、これからも「えっ」と思うようなネタを探していってほしい。

●この番組はタレントさんに恵まれていると感じる。そして、その人の個性を生かしたコーナーになっていることが、番組に特徴や親しみやすさを出していると感じる。

●身近な地域の情報が親しみやすく発信されていて、番組のコンセプトが非常によくわかった。限られた人数にもかかわらず、よく取材が行われていることが伺える。4日間をまとめて見ることで、地域への私の視野が広がった。この週は、食に関することが多く、やや多すぎる気もした。

●気楽さがある番組。オープニング映像とか曲とか、スタジオの様子とか、オープニングの時に「どこにいる?」というのも、1年前も同じだった。こういう番組制作は1年ぐらいじゃ変わらないものなのか?これが一般的なのか?と疑問をもった。

                                 以上