テレビ山梨番組審議会だより

第458回 番組審議会議事要録

開催日時
平成28年9月12日(月) 午後3時
開催場所
本社 会議室
委員の出席

委員の総数 8名
出席委員数 8名

【出席委員氏名】
今井  久 委員長
河西 八郎 副委員長
荒井 秀一 委員
井上 康明 委員
長田由布紀 委員
小松万知代 委員
藤巻 宏和 委員
八巻佐知子 委員

【放送事業者側出席者】
川村 文彦 専務取締役管理本部長
原田由起彦 専務取締役営業本部長
松田 俊幸 取締役放送本部長
植松 裕二 報道制作局長
平岡  豊 編成局長
前橋 誠也 報道部副部長
番組審議会事務局

番組審議会
審議事項
(1)「UTYニュースの星」
       終戦特集『71年目の証言』
    放送日 2016年8月10日(水)~8月15日(月)

(2)報告事項
審議、意見の概要
●オリンピックで戦争を扱った番組が減る中で、見応えのある番組だった。

●見せ方のバリエーションが大切な要素。若い世代にアプローチするなど、色々なやり方があると放映の効果が高まると思う。

●地元に向けてしっかりやるのが大事。データで見ていくと、どれだけの被害があったのかが、理解しやすいのではないか。

●戦争を二度と起こさないように考えていかなければならない、という事を伝えていくことをどこでやっていくのか、具体的にあれば良かった。

●この先の未来に向けて、というテーマがあれば、さらに良い構成になったのではないか。

●横浜の工場で何を作っているのか、わからなかった、ということについて、「では何を作っていたのか」を報道してもらえたら「体験」と「歴史」を両方知ることができたのではないか。教育もそうで、「どんな教育だったか、教科書にはこうあった」などの問題提起があると良かった。

●詳細がわかっていなくて、消し去られたい歴史の中で、解明して記録を残すこともメディアとしてやってほしいところ。続きが見てみたいと思った。

●短時間だが、淡々と述べる証言に、勝者、敗者、加害者、被害者を乗り越えて、考えさせられる内容だった。

●「回天」と「原爆」を証言した男性については、この2つの史実に直面した人をよく見つけたと思う。海の特攻はあまり取り上げられないのでよかったのではないか。

●一人の女性の証言で、日本の戦況の変化を知ることができた。

●貴重な言葉がまとめられていた。丁寧に構成、取材されていて、すばらしい内容だった。これだけの話しをよく引き出したと思う。再編してデータをつけたらとても見応えのあるものになる。


以上