テレビ山梨番組審議会だより
第433回 番組審議会議事要録
- 開催日時
- 平成26年3月18日(火)午後2時00分~
- 開催場所
- テレビ山梨本社 会議室
- 委員の出席
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委員の総数 8名
出席委員数 8名
【出席委員氏名】
三神 弘 委員長
堀内 邦満 副委員長
川口 和子 委員
七沢 久子 委員
石山ゐづ美 委員
小河原正夫 委員
西川 一徳 委員
長谷川由紀 委員
【放送事業者側出席者】
金丸 康信 代表取締役社長
川村 文彦 常務取締役管理本部長
宮坂美千博 取締役編成局長
植松 裕二 報道制作局長
保坂 麻樹 制作部ディレクター
番組審議会事務局
- 審議事項
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(1)UTYスペシャル『山梨を知りたい!~技~』
放送日 平成26年3月12日(水)19:00~20:54
(2)その他
- 審議、意見の概要
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○ 技に徹している職人の作品観や人生観に触れたことによって、作品や職人を身近に感じることが出来た。
○ 「継承」ということを考えると、父と子が同じ職場で同じものを作るシーンを最後に見せたことは、後継者を育むことの大切さを知り、伝統の技には人を大切にして、思いやり、技の受け渡しを楽しみ喜んでいる方が身近に居ると知ることができて良かった。
○ 印伝でスマートフォンのケースを作ったり、流行の曲をオルガネッタのブックに仕立てたりといった、伝統を保ちつつ新しさを取り込むという試みも、良い配分で話題として織り交ぜられていた。
○ 10種類もの「技」取り上げる順番が非常に難しかったと思うが、組み合わせ方が非常によく考えられ工夫されていた。さらにスタジオでの「技」の実演が効果的であった。大変分かりやすかったし、番組自体にメリハリを持たせるという点でも効果があった。
○ 一つ一つが非常に興味深い内容なのに、2時間という番組を通してだとごった煮状態にも見えてしまうのがきになる。ただ今回は、生放送なのにドタバタせずにスムーズに進行されていたのはそれだけ構成などが考えられていたのだなと思うし、アナウンサーの司会進行が良かったのだと思った。
○ 紹介された技の分野やそのレベルの定義について統一感に欠けると思ったが、山梨の伝統的な技は丁寧に取材され、もっと掘り下げてもよかったのではとも思った。