テレビ山梨番組審議会だより

第422回 番組審議会議事要録

開催日時
平成25年2月18日(月)午後2時00分~
開催場所
テレビ山梨本社会議室
委員の出席

委員の総数 8名
出席委員数 7名

【出席委員氏名】
三神 弘  委員長
堀内 邦満 副委員長
川口 和子 委員
七沢 久子 委員
石山ゐづ美 委員
小河原正夫 委員
西川 一徳 委員

【欠席委員氏名】
高畑 基宏 委員

【放送事業者側出席者】
金丸 康信 代表取締役社長
古屋 光  常務取締役放送本部長
川村 文彦 常務取締役管理本部長
宮坂美千博 取締役編成局長
植松 裕二 報道制作局長
芹沢 年延 報道部記者ー
番組審議会事務局

番組審議会
審議事項
(1)『ウッティ発! 父と息子~レスリングの絆~』
   放送日 平成25年2月6日(水)19:00~19:55
(2)その他
審議、意見の概要
○ 父と子の立場でのレスリングにかける思いが凝縮され、爽やかで温かいものを感じた。68キロ級で日本一とか、かいじ国体で優勝という実力を持つ父に重圧を感じながら、技ばかりでなく、精神的に強くなっていく息子の過程が非常に分かりやすく構成されていた。

○ 「レスリングとは、自分の人生だ」と言える父の言葉が胸に残る。番組を見終わって何か爽やかな余韻が残った。生きがいを持って生きるということが人生をより良い方向に持って行くという、人生のあり方を見た感じがした。

○ 52歳の父親と26歳の息子がレスリングトーナメントでの頂上対決を目指して精進する様子が非常に良くまとめられていた。父親の全盛期の映像や、息子さんがレスリングを始めた当時の映像なども放映され、大変中身の濃い番組に仕上がっていた。

○ 最近、スポーツに関連する問題が取り上げられる中で本当に心の休まる思いでこの作品を見た。同時に、番組を通じて真のスポーツのあり方とは何か、こういう指導の形があるんだよといったことを伝えることで、大勢の人がもっとスポーツについて考えることに繋がるのではという気持ちを抱いた。

○ 実は父と子供それぞれの思いや葛藤みたいなものがもっとあったはずだろうと想像できるが、余計なものを省いて親子の表情とかその雰囲気だけで全てを物語っている部分があって、そこはそれで番組の中で上手く表現できていたと思う。