テレビ山梨番組審議会だより

第328回 番組審議会議事要録

開催日時
平成15年 9月16日(火)午後 2 時~
開催場所
テレビ山梨 本社 2F会議室
委員の出席

委員の総数 8 名  
出席委員数 7 名  

【出席委員氏名】
三神 弘 委員長
深澤正樹 副委員長
望月敬子 委員
堀内邦満 委員
みらいなな 委員
奥村博史 委員
山本淳仁 委員

【欠席委員氏名】
松本晴美 委員

【放送事業者側出席者】
金丸代表取締役社長  
小西専務取締役  
古屋取締役編成制作局長  
飯田報道局長  
番組審議会事務局

審議事項
(1) 「おんがくのかぜ」
   8月23日(土) 12:30~13:00  30日(土) 12:30~13:00
(2) 7月度審議会の答申、意見に対する措置等報告
審議、意見の概要
○杉浦 舞アナも、一緒に進行を努めている雨宮知子さんも、ゲストのコメントを引き出すのがとても上手で安心して見ていられる。この番組は、県内のミュージシャンを発掘するのに一役担う番組になるのではないかと大いに期待している。取材はかなりハードだとは思うが、頑張って是非永く続けてほしい。

○30分をあれだけ充実した贅沢な内容にした企画力に感心している。番組がすごく元気が良く勢いがあり、そしてそれが衰えないのがとてもうれしい。出だしから軽快で内容的にも地域密着で山梨の未来を先取りと言うか、まだ知られていない県内の音楽家の掘り起しに繋がっている。

○昨今、青少年に悪影響を与える子供向け番組が問題になっている中、それと対極する教育番組である。コーナー単独でも番組として成立し得ると感じている。NHKの名曲アルバムなどのように、数分の短い番組でも根強い人気を持つ番組があるのは、凝縮された構成によるものだと思う。この番組は、そういう要素を持ったコーナーを幾つか盛り込んだものである。

○おかあさんとお子さんが一緒に見られる昼間の時間帯の放送ももちろん歓迎だが、大人もゆっくりとした静かな時を過ごせる心地良い番組なので、夜の時間帯での再放送を希望する。

○「合言葉は、おんがくのかぜ」というのを番組の中で2回ほど耳にした。合言葉にするのは不自然とは言わないが、「おんがくのかぜ」は番組のメインタイトルなので、サブタイトル的な雰囲気のあるものの方が良いと思う。

○前身の「山梨音楽旋風(やまなしおんがくのかぜ)」は、タイトルが全部漢字で表記されていて、若者を意識したものだと感じていたが、今回は逆に全部ひらがなになっている。誰にでも受け入れられるやわらかい感じがするが、山梨の音楽情報を集めた新番組なのに、このタイトルでは漠然としたイメージしか湧かない。やはり"やまなし"を付けて「やまなしおんがくのかぜ」とした方がタイトルがしまる感じがする。

○「想い出の歌」は、出来れば背景に歌詞に相応しい画像があれば尚良い。視聴者が歌の中に溶け込んで陶酔する瞬間を持てるのではないか。

○進行役二人の役割分担と言うか、ポジションをはっきりさせておいた方が良いと感じる。