テレビ山梨番組審議会だより
第333回 番組審議会議事要録
- 開催日時
- 平成16年3月15日(月)午後 1 時~
- 開催場所
- テレビ山梨本社 会議室
- 委員の出席
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委員の総数 8 名
出席委員数 6 名
【出席委員氏名】
三神 弘 委員長
望月敬子 委員
堀内邦満 委員
みらいなな 委員
奥村博史 委員
山本淳仁 委員
【欠席委員氏名】
深澤正樹 副委員長
松本晴美 委員
(レポート提出)
【放送事業者側出席者】
小西専務取締役
古屋取締役編成制作局長
飯田報道局長
番組審議会事務局
- 審議事項
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(1) 「おんがくのかぜ」について
(2) 「放送基準の改正」について
(3) 2月度審議会の答申、意見に対する措置等報告
- 審議、意見の概要
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○玉穂南小学校の雨宮先生、こんなにすばらしい先生がいてとても嬉しく思った。人間は完璧ではない、人間は支えられている、自分を必要としている人は必ずいることを実感することによって、これから起こるであろういろいろな壁を乗り越えて行くのではないかという話は、子供だけではなく、私自信もそうなのだと思い、見ていてしみじみとしたものが伝わってきてとても良かった。
○まさに人間ドラマという感じがした。作詞者の意図を知って子供たちが目を輝かせながら「必要な人」を歌っていた光景が非常に感動的だった。この様な番組を大いに制作していただき、これからの社会教育、学校教育の分野で生かされればという願いを持った。
○佐藤未来さんが一生懸命に話す時や、「必要な人」を歌う姿にとても感動した。渡辺悠衣さんのインタビューのコメントに熱い思いが感じられ、同世代に生きる子供たちがお互いに励ましあっている姿に心が熱くなった。玉穂南小学校の生徒一人一人が自分の言葉で考えを語っていたことはすばらしかった。音楽のある風景を描いた番組として、非常に良かった。
○玉穂南小学校の授業参観には驚いた。授業の質が高いというのか、先生が良いというのか、授業の進め方プラスそれを取材して作ったドキュメンタリー番組としても質が高いと思った。子供やお母さんの感想を聞きたいところだが、子供の表情がいろいろ雄弁に語っていて、それをカメラが追いかけていくと深い所に届いているなという事が良く分かった。
○私は歌を聞くときに、歌詞の内容を考えないで聞くタイプだが、この番組は、視聴者に対して歌詞の内容を分かりやすく説明していて良かった。それによってこの歌の背景や、歌が出来上がっていくまでの過程も分かった。自分は誰に必要とされているのかを改めて考える機会を与えられた良い番組だった。
○音楽をベースにしたドキュメンタリーとして一生懸命生きることの大切さが十分伝わるものであったと思う。同時に「障害と共に生きる」ということへの理解も子供たちに浸透したことが、真剣な表情から感じられた。小学生にとっては重いテーマだが、あえてそれを取り上げた先生の子供たちへの思いが伝わってきた。